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  • 2016.12.20 その他

    【第ニ回】フィギュアのMPの違いによる攻め方を考えてみましょう ≪大山コマスター研究所≫

どうも、大山です。
さて、2回目はデュエルでのフィギュアの動かし方でしたね。
今回は、MPの違いにスポットを当ててみました。



先攻と後攻で、最初の1手が変わります

先攻の第1手は、フィギュアのMPが1減ってしまうので、MP1のフィギュアはフィールドに出せません。また、MP2のフィギュアを出して自分のエントリーを塞いでしまうのも得策ではありませんね。 ([EX]エンペルトやプレートの「ロングスロー」を使えば、第1手から「2歩目の場所」にポケモンを出すこともできますので、そんな手もありますが。)

やはり、MP3のフィギュアを出すのが定石ですね。
経験的には、内側の縦ライン(エントリーの斜め前)に出すのが良いと思っています。外側の縦ラインに出すよりその後の展開がしやすいと思いますので。 (ただし、相手にすりぬけができる[UC]カゲボウズや[EX]ラティアスがいる場合は、自分のゴールを守る事を優先した方が良い場合もあります。)

先攻の最初の一手


後攻の第1手は、相手が出した先攻フィギュアの縦ラインをブロックする事が基本になります。MP2かMP3のフィギュアで、縦ラインを塞ぎましょう。(ただし、相手が「すりぬけ」を持つカゲボウズなどを出していた場合や、プレート「ハードルジャンプ」を持っている場合は、MP3フィギュアを相手に隣接させてブロックすると、次のターンに飛び越えられ危険な状態になってしまうので、隣接させずゴールの守りを優先させた方が良いでしょう)

MP1のフィギュアは、自分のエントリーを塞いでしまうので、まだ使わない方が良いですね。
([EX]ボスゴドラの特性「なわばり」で守ると言う手もありますが、手が狭くなるのであまり薦められません。同じMP1でも[EX]ドダイトスを出すのなら味方を通り抜けさせるので邪魔になりませんが。)

後攻の最初の一手

*特性「なわばり」 ... 相手のポケモンは、このポケモンの隣をMP移動で通過できない。このポケモンの隣にMP移動した相手ポケモンは、可能なら必ずこのポケモンを攻撃する。
**特性「どだい」 ... 自分のポケモンはこのポケモンの上を乗り越えてMP移動してよい。



デュエル序盤を流れでみてみると

先攻プレイヤーは、まずはスピードの速いMP3の[UC]フォッコや[UC]フシギダネなど(持っていれば[R]ヤミカラスや[EX]ラティアスなどの速攻に向いているフィギュア)で先陣をきると良いでしょう。後攻プレイヤーのプレイングのコツは、相手の攻めに対して、相手が嫌がる駒を当てることです。(紫ワザが広い駒には金ワザを持つ駒を当てるなどです。) そうすれば、相手はバトルしにくくなります。

相手がリスクをおかして攻めてこなければ、受けに徹するのもプレイングの基本です。ゴールのディフェンスが整うまでは、 バトルせずに「ターンエンド」しましょう。ここでバトルに負けると攻め込まれてデュエルに負けてしまう可能性が高いわけです。
もちろんリスクを負って、相手の守りの布陣が固まる前に自分の態勢を崩して攻める手もあります。そこは、プレイヤーの性格や戦術にもよるでしょう。 (確実に勝てると思える相手ならバトルしても良いでしょうが、そんな時も万が一のミスにそなえてプレート「ヨクアタール」「ディフェンダー」「ダブルチャンス」などでサポートをした方が良いと思います。序盤のミスは即負けにつながりますので。)

万全を期してバトル

相手の攻めを一旦受けた後は、次に自分のゴールを守ることを考えましょう。守りに向いている[UC]ゼニガメや[UC]カブトなど(持っていれば[EX]カメックスや[EX]ボスゴドラなど)を使ってゴールを守れる位置に配置します。 (MP1のフィギュアをフィールドに出すなら、このタイミングが良いでしょう。) 青ワザが広い駒は基本的にはゴールの守りに向いています。 (ゴールに置かなくてもゴールに入れる位置に置いておけばかなり安心感がありますよ。)

お互いが固い守りをした場合、膠着して攻め手が中々見つからなくなることもあるでしょう。そうなると、どちらかが、あえて自分側の守りの態勢を壊して突破口を作ることになりますよね。そんな時は、バトル駒の後ろにもう一つ駒を置いて2枚壁にしておけば、バトルに負けても保険がききますし、プレートでサポートしてバトルを仕掛ければさらにリスクを下げられます。

序盤に相手に片側のエントリーを取らせて、その隙に自分の攻め駒を相手ゴール付近に向かわせるなんて大胆な手もありますね。ともかく自分のデッキの駒全てをフィールドに展開できれば、チームの力は高くなるので、できるだけ、ベンチで遊んでいる駒がないようにしましょう。([R]マニューラや、[R]ニンフィア、[EX] イベルタル、[EX]ゼルネアスなど、今後はチームの力を考えた構成ももっと増えてくるでしょうね。)


攻撃のタイミングとポイント

防御の態勢が整ったら、攻撃です!
サッカーで例えるなら、体勢が整っていれば、チャンスを見て「シュート!」ですよね。 (多少成功の確率が低くても、シュートをしなければ勝ちにつながりませんから。) シュートを外してしまったら、カウンターされないように、こんどはディフェンスにまわって、次のチャンスが来るのを待ちましょう。

攻撃時の主力は、機動力と攻撃力のバランスが良いMP2のフィギュアが基本ですね。 特に紫ワザが広いフィギュアは攻めに使うと良いでしょう。 まあ、紫ワザの効果にもよるので一概には言えませんが、紫ワザは相手の白ワザを受けないので有利と言えます。 [R]ヤミカラスの「ふきとばし」や[EX]ルギアの「ツイスター」、[EX]ミュウツーの「サイキックブロー」など相手を移動させるワザは強力です。 [EX]ブーバーンの「フレイムガン」や[EX]ルカリオの「はどうだん」なども、ダメージワザのパワーに関係なく相手を倒せるので、強力なワザだと言えます。 ただし、紫ワザが広い駒は金ワザを持つ駒との相性が悪いので、相手に金ワザを持つ駒がいる場合は、できれば避けて戦いましょうね。

また、スピードが遅いMP1のフィギュアも、プレート「ポケモン入れ替え」などを上手く使えば、敵陣深くに乗り込み、強力な攻め駒として活躍できるということもあります。
そんなプレートの使い方についてはまた次回に。


次回は、プレートを使いこなそう!と言うテーマで「プレートとフィギュアの相性」などを解説したいと思います。

それでは、また。

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